世界で最も大規模な清涼飲料製造工場の一つであるコカコーラBallian飲料設備は、Cogent Real-Time Systems社の製品OPC DataHubを彼らのログアラームと日報シフトレポート作成するために導入した。アイルランドBallian市に位置する62,000スクエア・メートルの生産工場は、生産オートメーションシステムからの最新情報を常に収集し、管理側は常にシステム改善を目指していた。

Ballina工場の一部の装置はOdenbergエンジニアリング社によって設計・製造されていた。またOdenberg社では、信頼のある子会社であるTricon Automation社に機械類のプロセス制御を任せていた。

システムの改善案としてOdenberg/Triconチームは、OPC DataHubにより、工場のPLCから送られる膨大なコードを管理者達が解析できるフォーマットで、アラームコードをレポートとして送信することを実行した。アラームはRockwell Automation社のAllen-Bradleyシステムによって発生させ、その1500アラーム情報をエクセルのスプレッドシートに保存して、最終的な段階として、時間制で定期的に全ての情報を保存してから、カスタムレポートを作成して、管理者達に送信す新しいシステムを実装を試みた。

思考錯誤の結果、一番効果的な方法として、OPC DataHubをRockwell AutomationのRSLinuxOPCサーバと接続させ、OPC DataHubスクリプトにより、OPCサーバでテキストファイル(スプレッドシートからの代わりに）からのアラーム情況ストリングを読み込ませた。 また同じスクリプトでデータをログファイルに書き込みを可能にした。また別のスクリプト組むことで管理者側が解析できるフォーマットで日報シフトレポート送信も実現した。（上図参照）

「数時間でベースになるシステム構築と稼動を実行し、厳しい〆切りの環境下で作業する私達にとって大変ありがたいソリューションであった。Cogent社のスタッフにより、OPC DataHubのスクリプト作成の支援をして頂き、殆んどの作業は自分達で驚異的に敏速に解決できた。」とOdenbergのチームリーダ、Gus Phipps氏が述べている。

Tricon社のプロジェクトマネージャGeorge Black氏曰く。「OPC DataHubのスクリプトを採用したことで、他社製品では達成できなかった課題のシステムをそのままカスタマイズすることに成功した。スクリプトは柔軟性と完全な強靭さで、OPC DataHubは毎日安定して稼動を継続している。将来的に、我々は他のプロジェクトにもOPC DataHubを採用してシステム拡張をしたい。」