Task Force Tips - USA
OPC DataHub はLinuxベースシステムとPLCを連携して、消化装置の製造業システム改善
1971年以来、インディアナのバルバライソ(Valparaiso)に位置するTask Force Tips(TFT) は、ワールドワイドでお客様に高品質の水を輸送していた。主なビジネスは、消防機関のための製品、解氷のためのホース、ノズル、バルブや泡溶液等の製品生産をしていた。貴方は滑走路に座り、飛行機の氷解を見学したことがありますか?多分、その作業に使用されている液体はTask Force Tips社の製品だろう。
TFTは長期にわたり、ロボティックピッカーにより、100フィートの多層レベルで構成されたピッキングライン上で、数百ものビン(大箱)から部品を選択していました。ロボットはLinux box上で連続動作しているCOBOLプログラムによって制御されていた。しかし、そのピッキングラインは、故障や応答の遅れが頻繁に発生する問題点を抱えていた。 TFTはチームは、安定性・効率性を向上させるソリューションを探し始めた。これを実現するため、まずロボットの完全な分解点検を開始した。制御には、Allen-Bradley ControlLogix PLCsとA-B servo drivesを選択した。TFTの課題は、如何にLinuxボックスの制御プログラム側を継続しながら、ControlLogix PLCにコマンドを渡すことであった。
TFTメンバーは、上記アプリケーションに対応できるOPC製品リサーチに数時間を費やした。TFTのプレジデントであるMr.Stewart McMillan氏は、Cogent社の北米セールス・テクニカルパートナーであるSoftware Toolbox社に問い合わせをした。Software Toolbox社は、予算にあったOPCサーバ製品TOPサーバとCogent社のOPC DataHubを併用しての解決方を提案した。TOP Serverは、 Allen-Brandleyドライバ対応する(特に、ControlLogix Ethernet driver) 、またOPC DataHubを導入することで、既存COBOLプログラム側は、新規改良された制御ハードウェア側と連携を実現できた。
「この解決策は、我々のアプリケーションにとってまさに魔法だった。OPC DataHubとOPC TOP Serverの導入のおかげで、ODBCを通して各種データベースとの接続可能になり、PLC側で共有データポインが受信が実現した。この成果は、PLCsと企業側のプロセスシステム間での連携を実現させる可能性を広げる実績だった。。」とMr.Stewart McMillanは評価している。
システムの詳細
TOP Serverを OPC Serverとして実装し、Top ServerとControlLogix PLCを繋げて、それをOPC DataHubに連携させた。またOPC DataHubのインターフェイスの画面設定のみで、ODBCを介してのODBCデータソースに接続する実装をした。COBOLプログラムがデータソースに変数としてコマンドを投げ、OPC DataHubによりOPCデータポイントで読み込み、TOPサーバを通して制御側のPLCに書き込んだ。。これらのコマンド応答は、同等のルートでODBCデータソースに通信されてから、COBOLプログラムによって読み込まれ、シーケンスの次ステップを決定できる仕組みだった。(下図を参照)
TFTは生産ラインの効率を大幅に向上しただけでなく、ダウンタイム問題も改善した。「これは画期的な改善策であり、以前よりかなり高速になった。おかげで私達のビジネスも円滑に効率的に進行できようになった。」とMr.Stewart McMillan氏は評価した。
OPC DataHubによるWindows以外のオペレーションシステム連携
上記のアプリケーションは、Linux COBOLシステムとデータベース間を接続した実例である。OPC DataHubは、他方法でもWindows以外のオペレーションシステムと連携できる。下記にその実例をご紹介したい。
- The Cascade DataHub for Linux and QNX: OPC DataHubの関連製品としてCascade DataHubがある。まずCascade DataHubはLinuxやQNX上に動作させてから、次にWindows側にはOPC DataHubを動作させるだけで、TCP/IPにより相違したオペレーション間を繋げることを可能にしている。LinuxやQNXアプリケーションのための柔軟で豊富な機能APIもCogent社が提供しているので、Windowsで動作するアプリケーションとQNX/Linux上で動作するアプリケーションとのデータ連携が可能になる。
- TCP/IP Interface: OPC DataHubはTCP/IPインターフェイスとTCPコマンドセットを提供することで、ネットワーク上の稼動しているプログラムにOPCソースからのデータ読込み書き込みを可能にする。OPCデータソースは使用のPLC/DCSや使用のHMI/DCSシステムがOPCサーバにもなりえる。もし、Windows以外のOSを使用している場合は、ソケットを開く、コマンド送信、ストリング応答の分析ができる。使用のOSとOPC DataHub間を接続して、VMS、 AS/400、 IBM本体やその他とも可能である。
この実例集は、Cogent社の北米セールス・テクニカルパートナーであるSoftware Toolboxの協力により提供された資料である。
|