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実例
Total Exploration and Production - UK
OPC DataHubによるファイアーフォール通過実例

Total Exploration and Production(Total E&P)は、世界中の120各国で事業をしているTotal Groupの子会社である。Total E&Pはイギリス大陸で一番大規模な石油やガスを生産し、アバディーン、スコットランド地方の本部では約750人を雇用している。近日、Total E&PではOPC DataHubを活用して、情報をファイアーウォール通過する方法を試みた。

過去数年間にわたり、Aberdenn設備では、生産エンジニアにより、現場ターミナルからOPCプロトコルを使いデータ収集をしている。近日、管理者がターミナル側システムと企業ネットワーク間を連携させ、リアルタイムで生産データ活用性を高めようと提案していた。エンジニアチームはこの課題に試みたが、OPCは単一機械の場合は問題ないがOPCはネットワークでDCOM依存しているため、ファイアウォール通過のためのDCOMセキュリティー設定は熟練したネットワーク技術者でも困難という難点があった。

プロジェクトリーダであるRob Sidebottom氏曰く。「我々のセキュリティ・システムは、ファイアーオールの通過が難題であり、我々はDCOM設定を試みたが、膨大なデータ送信にはスピードが遅く、不向きであった。我々はDCOMの代わりにTCP/IPでのデータ送信を決定した。数社のOPCトンネル機能製品でもテストをしてみたが、OPC DataHubトンネリング機能は、他社製品と比較してネットワーク設定も容易であり、信頼性高く、多機能も搭載しているので色々な応用性がある。利用価値が高い製品であると思う。」

 
 

トンネリングを設定するために、ターミナル側で動作するOPCサーバにOPC DataHubをつなげ、次に企業側にもOPC DataHubを設定して、ファイアーフォールを通過させるために、双方OPC DataHubの簡便なインターフェイス画面設定のみで完了させた。最終的に企業側で稼動しているOPCクライアントプログラムの設定を変更させるだけで、企業側のOPC DataHubとローカル接続により、完全にDCOMやセキュリティー設定を回避することができた。

「OPCトンネリング機能は問題なく稼動を継続している。現時点ではトンネリング機能の導入だが、多様多種の方向性があり、ネットワーク上でも安定した信頼できる最適なツールだ。」とユーザが述べている。

 
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