Schneider Electric FZE – Dubai
セキュリティ・アクセスとビル管理の統合実例
Schneider Electric社のエネルギー管理では、製品とソリューションによって、消費者と企業の最大限のエネルギー費用削減を支援している。ドバイのSchneider Electric FZNエンジニア達がOPC DataHubを採用して、ビルセキュリティ・システムとエネルギー管理システムを統合させ、最先端のエネルギー節約の技術により、実質的にコスト削減に成功しました。
このプロジェクトは、Scheider ElectricのPradeedpViswanathan氏(BASフィールド統括者)とDuncan McChlery氏(BASアプリケーション専門家)、Boyce Baine氏(*Software Toolbox社技術サポートエンジニア)、koshy Thomas氏(Al Hani Gulf 契約のプロジェクトマネージャ)が協力し、OPC DataHubを導入により、Lenel OnGaurdセキュリティ・システムからの情報をSchneider ElectricのTAC Satchwell Sigmaビル管理システムに情報の連結をさせた。
*北米でのコージェントの技術パートナー社である。
Lenel OnGuradセキュリティ・システムは、ビルセキュリティ機器(アクセス、侵入探知、閉鎖回路テレビ)の監視や制御をしている。TAC Sigma BMSは空調(HAVC)、エネルギー管理、照明、エレベーター、電気システム、火災警報器、非常用装置などのエネルギー需要処理をしている。双方をOPC DataHubで統合したことで、例えば、Lenel OnGuradシステム側で作業者がビルに入る際にバッチ番号を入力をして、その情報をTAC Sigma BMS側で自動的に読込み、照明やエアコンなどのスイッチ入力することが可能になります。これにより作業者がオフィスに着くタイミングを見計らい、照明が点灯し、オフィスは適度な温度に調整され、オフィスを離れる際には、システムが自動的に消灯し、エネルギー節約に繋がる自動システムを構築しました。
このデータ統合のプロジェクトには、Lenelシステムセキュリティシステム側では、LenelOPCサーバによるOPC接続、もう片方はTAC Satchwell Sigmaビル管理側では、DDE接続が要求されていました。OPC DataHubを介することで、データを必要なプロトコルに変更し、OPC DataHubを簡易設定するだけで、OPCクライアントとしてLenelシステム側と繋げ、TACシステム側のDDEクライアント接続させました。
Voswanathan氏曰く。「このプロジェクト実装は大変簡易にできた。これはSoftware Toolbox社とCogent社によるOPC DataHubの技術サポートのおかげである。このシステムは現在、数ヶ月間に亘りオンラインで支障もなく稼動し続けている。この新システム、はこれから世界のエネルギー価格高騰の時代になる中、お客様の経費削減、また環境保護になるソリューションである。」
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