米国DeVry大学は、90箇所以上で学生達が現実社会で通用するための実技教育を実施を誇りにしている。２人のDeVry大学工学部の学生であるChris Wiersbe（医学工学技術専攻）とJames Mitra（コンピュータ工学技術専攻）が、最後の彼らのプロジェクトに、痴呆症患者の認知検出器による情報をOPC DataHub採用して、医者や事務員が痴呆症患者の健康管理や追跡に役立つデータを通信により試みた。

痴呆症に苦しむ患者は、精神状態のために体を動かすことが大切な要素である。しかし実際、痴呆症患者が度々行き先が分からなくなり迷子になってしまう問題に直面している。また医師が患者の日程や健康状態（バイタルサイン）を把握する必要性がある。そのために、痴呆患者検出器は、心臓の鼓動や体温監などの患者状態を監視したり、市販の監視追跡システム搭載して利用されている。。

「痴呆症の患者がこの機器を足首に着用し、これにより場所を探知でき、また患者さんが範囲外に出てしまった場合に、アラーム音で探知できる仕組みになっている。これにより患者も自由な行動範囲を維持できるようになり、医者や看護士が遠隔地からでも患者の状態管理や場所を把握できるように設定した。また複数の患者のデータを追跡したい場合は、ウェブ上で把握できるシステムを構築した。」とChris氏が述べている。

このパイロットプロジェクトでは、ChrisとJamesはデモとして２つのラップトップを使用しました。片方のラップトップは、患者に設置された装置からのデータを表示させ、もう片方のラップトップはコンパイルとデータ表示をさせた。最初のラップトップのデータは収集されテキストファイルで保存され、もう片方のラップトップにBluetoothワイアレス接続によって通信された。更に二つ目のラップトップは、テキストファイルを分析しウェブブラウザ上でのデータ表示を可能にした。

「我々のこのプロジェクトは、非常に厳しい時間制限で完了させなければならなかった。OPC DataHubによるソリューションが最後の完成パズルの鍵になりました。制限時間が迫るにつれてある問題が生じました。それはテキストファイルの読み込み作業がますます難解になりファイルも長くなる一方でした。実際に全データを収集する必要はないため、我々はCogent社に相談しました。Cogent社から生成されたスクリプトを採用することで、最も重要になる最新値のみの収集が可能になり、このスクリプトは現在でも問題なく動作している。」

「このプロジェクトはまだ実験段階であるが、我々のこの試みにより、技術的に可能であると実証で、OPC DataHubによるソリューションは医学世界の新未来に新しい技術として、自信を持って推薦できる製品だ。」